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help リーダーに追加 RSS ツガワの、環境に配慮したモノづくりへの取り組み<粉体塗装>

<<   作成日時 : 2008/03/04 09:52   >>

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 独自のEDMSカンパニーの実現を目指すツガワグループは、環境に配慮した設計や製造に取り組んでいます。前回に引き続き、建設中の新塗装工場をご紹介します。建設中の新塗装工場は、装置筐体、カバーなどの金属塗装の塗装方式を根底から見直し、溶剤を一切使用しない水性塗装、電着塗装、粉体塗装の技術を駆使し環境にやさしい工場を目指します。今回は、「粉体塗装」についてご説明します。
ツガワグループ(C&A)では、すでに5年前から固定ブースを使用して静電吹付け法による粉体塗装をしています、屋内外に設置する多くの機器製品を塗装して参りました。新塗装工場では、塗装色と生産キャパシティーの拡大でお客様のニーズに対応できるようにして参ります。
粉体塗装とは、粉状の塗料を用いた金属製品に対しての焼付け塗装方法です。塗装膜が厚く塗膜が頑丈なために、傷付きにくく、耐久性・耐候性に優れている塗装です。欧米では古くから採用されている環境に優しい塗装方法で、乗用車のボディ塗装に採用されてきました。私たちに身近なものとしては街路灯やガードレールなど屋外に設置する製品の塗装に粉体塗装が採用されています。

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          図−1 静電粉体吹付け塗装

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          図−2 静電粉体吹付け塗装(C&A)

粉体塗装の仕組み
粉体塗装;パウダーコーティングとはその名の通り、粉末状の粒子を塗料として用いる塗装方法です。粉体塗料は、有機溶剤を一切含まず、塗膜形成成分のみにて配合されている粉末状塗料です。粉体塗料は、低公害、環境対応塗料として最も期待されるものです。
粉体塗装装置には数種類ありますが、流動浸せき法、静電流動浸せき法、静電粉体吹付け法があり、静電粉体吹付け法が最も普及していると言われています。
@流動浸せき法
装置の概要を図−3に示します。予熱した被塗装物を流動化した粉体塗料槽の中に浸せきし、被塗装表面に塗料を融着させ、引き上げて焼付けを行います。電線や網棚など複雑な形状の小型の被塗物に適しています。
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          図−3 流動浸せき法

A静電流動浸せき法
装置の概要を図−4に示します。塗装粉末槽底部に高電圧極を配置し粉体塗料の浮動層を作ります。その上に形成される粉末流動層にアースした被塗物を近づけると静電力によって塗料粒子が被塗物に付着します。これを焼却炉で過熱溶融します。

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          図−4 静電流動浸せき法

B静電粉体吹付け法
装置の概要を図−5に示します。粉体塗料供給装置によって空気搬送された粉体塗料を静電吹付けガンから被塗物に塗着させます。静電吹付けガンの先端にある高電圧の針電極で荷電させ塗着させます。

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          図−5 静電粉体吹付け法


新塗装工場では、B静電粉体吹付け法をシステム化した塗装設備を導入しました。レシプロケータによる均一な塗布、オーバースプレーした粉体塗料の回収などを組み合わせ塗装システムを構築します。粉体塗料として、日本ペイント(株)の微粒子粉体塗料「ビリューシア」を採用します。平均粒径25μmの微粒子粉体塗料です。以下のような特長があります。

 *レシプロケーター:塗装機本体と制御装置よりなる装置で、塗装ブースとコンベアで
             構成されます。塗装機は被塗物の進行方向に対して直角に往復
             移動します。スプレー塗装機の直線往復運動によって被塗物を
             平面的に塗装します。

粉体塗料の特長

【超低VOC】   *VOC:揮発性有機化合物
 ・有機溶剤を一切含まないので大気を汚染しません。

【安全性】
 ・消防法上、非危険物であるため火災や吸気中毒等の危険がありません。

【高い経済性】
 ・回収粉末が再利用できるためランニングコストが抑えられます。(回収装置を付けた場合)

【省人化】
 ・粘度調整が不要です。

【工数低減】
 ・1回の塗装で厚く均一な塗膜が得られます。

【高耐久性】
 ・塗膜が強く、耐久性に優れています。

さらに詳しくは、日本ペイント(株)ホームページでも参照頂けます。
粉体塗料
http://www.nippe-showbiz.com/eco/index3.html
微粒子粉体塗料「ビリューシア」
http://www.nippe-showbiz.com/eco/biryusia.html


これらの優れた特性を活かすように、新塗装工場の立ち上げを推進中です。是非、新塗装工場にご注目下さい。何かご質問事項がありましたら、担当営業へご連絡をお願いします。ホームページの「お問い合わせ」でも承っています。お待ちしています。


          駒田 義和



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